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Release Note

CaTCalc update 2023

 

概要
・ソフトウェアではダークモードを追加しました。
・データベースでは、新規に溶融塩データベース(Salt)をリリースしました。また、酸化物(Ceram)、硬質合金(Cerm)、汎用合金(Sol)、および純物質データベース(Pure)の各データベースの改訂版をリリースしました。

ソフトウェア更新内容
■ CaTCalc
    1. 目に優しいダークモードのスタイルを幾つか追加しました。
    2. 3-D surface scan
   等温断面図で孤立領域が検出できない問題を改善しました。
    3. Formation-target計算で生成相の量を指定した計算への対応
   一般に相の量の変化は不連続ですので、あらかじめ連続計算で推定値を求め、それを初期値として本機能を用いる方法をお勧めします。
    4. その他、Functionやマクロなど様々なバグフィックス、機能追加を行いました。

 

開発中の機能
■ Python-interfaceとCellシミュレータ
■ 密度、粘性、表面張力の計算モジュール
いずれも次回のアップデートでのリリースに向けて開発を進めています。

データベース更新内容
■ 新規データベース
RICT-Salt:溶融塩データベース
30 種の金属元素陽イオンと 8 種の陰イオン により構成される塩の擬二元系と一部の擬三元系の熱力学パラメータを収録。最適化された系の収録数が多い。
陽イオン:Ag-Al-Ca-Cr-Cs-K-Li-Mg-Na-Rb-Zn-La-Be-Sr-Ba-U-Y-Zn-Ni-Fe-Cr-Cu-Mn-Co-In-La-Ce-Pu-Th-Zr 
陰イオン: F-Cl-Br-I-CO3-NO3-SO4-OH
データベース構成
相数: 428、溶体数: 78、純物質化合物数: 347、最適化された擬二元系: 485

■ アップデート
RICT-Sol 2.0, RICT-Cerm 2.0, RICT-Ceram 2.3

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